「下半身を使え」ってどういうこと?vol.1
こんにちは!
死ぬまで野球人のダイキです!
早速ですが、
「下が使えてない」
「下半身の動きが悪い」
などの、
下半身についての指摘
コーチ/指導者に言われたことありませんか?
指導現場ではよく聞く言葉ですね。
しかし、
下が使えていないって
いったいどういう意味なんでしょうか。
でもきっと
下半身が使えれば、
球が速くなるんだろうと
なんとなく思いますよね。
そのなんとなくは、
間違っていないです!
ただ、指導者の方はよく口にする言葉ですが、
具体的にどういう意味なのか説明できる人は
少ないと思います。
ひどいですよね(笑)
口出ししといて、説明が抽象的だから
選手はなんとなくしか理解できない。
そこで今日は、
下半身を使うとは
どういうことなのか
説明していきたいと思います!!
まず、
なぜ下半身を使わなければならない
と思いますか?
このことがわかっていないと、
いつまでたっても、
下半身を使うというのが
どういうことなのか理解できません。
この答えは、
・力の伝達
・怪我の予防
のためです。
まず力の伝達についてですが、
ピッチングは全身運動です。
さらに動きの始まりは足
ですよね。
動きの始まりが足ということは、
エネルギーを生み出しているのが
足
ということなんです。
投げるという動きにおいては、
足で生み出した以上のエネルギーは
生み出すことができません。
上半身だけでどれだけ強い球が
投げられますか?
150kmも出ないですよね(笑)
それどころか大したことないと思います。
つまり、ピッチングとは、
下半身で生み出したエネルギーを
いかに効率よく上半身に伝達し、
指先を加速できるかに懸かっています。
ここ非常に大切です。
ピッチングとは下半身がすべてなのです。
なので、下半身がうまく使えると、
球速・球質が向上するんです!
逆に使えていないと、
球速・球質は向上しないのです。
先ほども軽く述べましたが、
下半身がうまく使えていないと
上半身の力に頼ってしまいます。
特に肩、肘、前腕といった腕です。
ここに2つ目の答えの
怪我の予防がでてきます。
人間がもっともコントロールしやすい
身体の部位がどこかというと、
手(指先)・腕ですよね。
もっというと、
指先を動かしている筋肉は
前腕にあるので、
ほぼ腕が手を操っていると捉えられます。
つまり、
下半身がうまく使えていないと、
コントロールしやすい腕を使って
下半身のカバーをしようとします。
その結果、
いわゆる手投げになります。
下半身が使えていないと、
上半身に頼るしかなくなるのです。
こうして、強く腕を振ったり
腕に力を入れるといったことが起き、
怪我につながるのです。
まとめると、
うまく下半身をつかえれば
怪我の可能性を減らせるのです!
さて、ここから本題の
下半身を使えているとは
どういう意味なのかに
入っていきたいのですが、
ちょっと長くなってしまいましたので
続編でお話ししたいと思います!
〇今日のまとめ
下半身を使う理由は、
・力の伝達
・怪我の予防
下半身で生み出したエネルギーを
効率よく上半身に伝える必要がある!
下半身が使えていないと、
腕に頼ってしまい、
怪我のリスクが高まる!
それでは、
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!